意味があるのかないのかわからない実験
相変わらずレイアウト製作は冬季休工のままです。
溶解樹脂パテに続き、エンボスパウダーを使った透明パーツ製作実験を行ったり、自作工具の製作検討を行ったりしています。 ちょうど去年の今頃、ある人からエンボスパウダーを使った盛り上げインクのイラストつきグリーティングカードをもらいました。これを見て病院の塔屋や劇場(「まさご座」ならぬ「みさご座」)の看板文字ができないものかと思い、顔料インクプリンターで刷ってエンボスパウダーをのせるという実験を行いました。 http://blogs.yahoo.co.jp/aindanet/32063028.html 残念ながらこの実験は不調に終わりましたが、せっかく買ったエンボスパウダーを別用途に使えないかと実験しました。 シリコン型の中にエンボスパウダーを撒いて熱を与え溶かす実験です。 昔バスコレ改造用に透明パーツを模ったシリコン型の中に透明のエンボスパウダーたっぷり盛ります。 それからストーブの前に置きパウダーを溶かします。 *実験は火傷や火災に注意してください。 ストーブに近づけてしばらく経つとパウダーがじわじわ溶けて透明な液状になっていきます。 脱型した後のパーツの写真を撮っていませんが、熱した樹脂が冷えて固まるときれいな透明パーツが出来上がっていました。 しかし熱を加えたときに透明樹脂が若干黄変し薄いブロンズガラス風の仕上がりになります。(透明一体成型ボディだったGMのエアロクイーンキットみたいな色) これについてはまだいいのですが、出来た透明パーツが脆く割れやすいもので現在一個も残存パーツがありません。やはりあまり意味のない実験になりました。 あと今回は石油ストーブでエンボスパウダーを溶解させましたが、先のグリーティングカードを作った人の話によれば暖房用のハロゲンヒーターでも溶かすことができます。また専用のエンボスヒーターを使った方がもっと楽に作業できたでしょう。 透明パーツの複製については現在シンナー溶解樹脂を使って実験を行っています。 こちらはどんな材質になるかまだ不明です。今見た感じですと若干透明度が落ちているような気がしないでもありません。 次にやったのがクラフトロボのプランジャ分解です。 これはある記事を見てクラフトロボのプランジャを使って超小型電動ドリルを製作できないかと思ったためです。 http://barrack-model.at.webry.info/201209/article_1.html 牛久保孝一氏が監修しているα-modelブランドから発売されている「清吉ドリル」というものがあり、うちもピンバイスに代わるこの手の小型ドリルがほしくなったのですが、それに近いものを自製したというのが上の引用記事です。 ドリルを支えるスタンドはハタガネなどを使えばできそうですが、ドリルプレスをどうするか考えたところクラフトロボのプランジャが似た構造になっていたことを思い出したのです。 プランジャの上を見ますと軸にワッシャーというか留め金らしきものがついており、これを外したら回転刃が外せそうです。最初このワッシャーみたいなものが金属でかなり強くかしめてあるのかと覚悟しましたが、実は樹脂製で簡単に外れました。 分解したらやはり回転刃の軸にボールベアリングがついています。 真鍮パイプとかを使えば何とかドリルプレスができるかも知れませんが、実際の製作はまだ当面先です。 現在タンスの肥やしとなっている鉄コレなどを精密化改造したいのですが、ヘッドライト・テールライトの穴あけや手すり・屋上配管取り付け作業を行うには清吉ドリルみたいなものがあった方が効率よく作業できるでしょう。 自分としてはモーターの電源スイッチをドリルプレスの上に取り付けてシャープペンシルの芯出しやシャチハタスタンプを押す感じでドリルを動かすことができるようにできたら、ブレにくくなるかなあと考えているのですが・・・・。
by mycraft-tonbi
| 2014-01-22 20:38
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