MY craft house とんび我楽多堂  車輌工作日誌

塗装やマーキングへの投資

 文章だけのブログ記事を続けてしまっていますが、ご容赦のほどを。

 4月頃目標のレイアウトの開業後は5年近くも封印してきた車輌工作を本格的に再開したいと思っています。今年から来年の1~2年にかけて自分が作っておきたいものを作り揃えたいと考えています。

 今現在迷っているのが塗装やマーキング、さらには切り継ぎ改造用の機材拡充をどう進めるかです。
 鉄道車輌の模型については完成品模型メーカーの製品が充実しており、リペイントやリマーキングの必要性があまり高くありません。これについては基本的にメーカーの工業技術による均質で高品質な完成模型製品を素直に受け入れていき、パーツの追加取り付け程度に留めていくつもりです。

 ただしバスについては今後も自分で塗装やマーキングを行っていかないといけない場合がほとんどでしょう。しかもバスの場合鉄道車輌以上に塗り分けが複雑でマーキングも多くなります。
 手作業のマスキングや筆・烏口などによる色入れだけではとても再現できないようなカラーデザインを施した車輌が多いため、コンピューターでグラフィック処理を行ってデカールやインレタを作成し塗装やマーキングを施さないといけない場合がほとんどです。

 トミーテックのバスコレという商品はベースとなる車輌は一台1000円前後ですが、それを改造し塗装やマーキングをし直していくとなると数千円程度では収まらないコストをかけていく必要が生まれます。ベースの車体以上に塗装やマーキングに金をかけないといけないのがバスの模型でしょう。
 ある模型カスタマイズ業者のサイトに書かれていたことですが、日本のモデラーは塗装やマーキングはタダで簡単にできるものという認識しかなく、アメリカ・ヨーロッパのようにそこへ金をかけるという考えが希薄であると云われています。

 大量生産・大量販売する大手の鉄道模型製品の場合、ひとりの人間が作成した塗装やマーキングデータを基にパッド印刷機や工業用インクジェット印刷機を使って非常に効率的に早い生産スピードで何千個、何万個も均質かつ高品質な商品を生み出すことができます。ですので一個の製品にかかる設計や製版コスト、作業人件コストが低くすることができます。
 塗装やマーキングまで施した完成鉄道模型が数千円から1~2万円程度、バスコレが千円前後という価格で提供できるのは工業生産技術があるからです。
 しかし世界にたったひとつだけの模型を製作するとなると工業技術ではなく手工芸的技術の世界になります。一個の作品を仕立てるのに何十時間も細かい打ち合わせや実車調査、製版・マスキング、色調合、塗装吹付け、仕上げに時間を費やす必要があります。
 カスタイズによって生み出される手工芸的模型作品は1台あたり数万円から場合によっては数十万円程度のコストが掛かってきてしまうのです。
 プロの模型カスタマイズ業者に塗装の塗り替えやマーキングを依頼すると、腕がよく手際よく作業できるところでも数万円~十万円単位のギャランティを請求されてしまうのですが、個人でカスタイズするにしても機材を揃えたり不効率な作業を強いられることにより金銭では換算できないコストを背負わないといけません。

 私も作りたいものはいくつもあるのですが、行き当たりばったりの軽い思いつきだけで次々と題材に手を出し始めると気がつかないうちに模型のためにクルマが買えてしまうようなお金を注ぎ込んでいたということになります。機材についてもそうです。無計画に機材を次々と買い込むと何十万円というお金があっという間に消えます。
 製作したい作品をきちんとリストアップし1~2年間だけでも製作計画を立てておくようにしないといけません。その車輌を製作するのに最低限必要な機材や工具を買うのに止め、1~2作品程度のためならば業者に外注を出して製作依頼するなどのメリハリをつけていかねば家計破綻してしまうことになるでしょう。
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by mycraft-tonbi | 2014-02-11 10:50 | 塗装・デカール製作
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